当公演につきましては、出演者一行が来日できなくなったため、公演を中止することに致しました。
当ホール窓口・プレイガイドにてお求めになったチケットにつきましては、当ホール窓口もしくはお振り込みにて払い戻しをさせていただきます(3月31日(火)まで)。
やむなく中止となった3月6日(金)「ジャナンドレア・ノセダ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団 ヴァイオリン:諏訪内晶子」公演について、お客様から残念というお声を多くいただいております。
当日のコンサートでご覧いただくことは叶いませんでしたが、公演を心待ちにされていた皆さまに少しでもお楽しみいただければという想いから、プログラムに掲載予定だった曲目解説を掲載させていただきます。
さらに、曲目解説をご執筆いただいた小宮正安氏、「ビジネスパーソンのためのクラシック音楽アカデミー」の講師としてご登壇予定だった井内美香氏から、温かいお言葉をいただきましたので、併せて掲載します。
「グローバル化や交通手段の発達を通じ、世界は小さくなった。」ノセダ&ワシントン・ナショナル交響楽団のプログラム解説にしたためた一文です。皮肉なことに、こうして小さくなった世界で起きた大きな問題ゆえに、両コンビの来日が叶わなくなってしまいました。それでもこのような時だからこそ、人間が人間らしく生きるために音楽がいかに大切なことか!音楽の素晴らしさを忘れることなく、再びハーモニーホールふくいでお目にかかりましょう。今年は、ベートーヴェンの生誕250周年。音楽の力を信じて歩み続けた人の姿が、そこにはあります。
私がハーモニーホールふくいで働く方々と初めてお会いしたのは、一昨年東京で、ワシントン・ナショナル交響楽団のシェフであるマエストロ・ノセダのインタビューを通訳させていただいた時でした。それが、本番のコンサートにも伺えることになって、とても楽しみにしていただけに、今回の中止は大変残念です。
コンサートは、音楽を聴く喜びに加えて、人と人をつなぐ絆をもたらしてくれます。最高の音響を持つと名高いホールで、皆様と一緒に素晴らしいコンサートを聴く日が早いことを願っております。
公演は終了しました。
2017年にワシントンナショナル交響楽団の音楽監督に就任したノセダが、就任後初の海外ツアーを敢行。1990年のチャイコフスキー国際コンクールで史上最年少優勝の実績を持つ世界的ヴァイオリニスト諏訪内晶子をソリストに迎え、アメリカのオーケストラらしい名曲を中心に珠玉のプログラムをお贈りします。
チケットは完売しました。
開催日時 | 2020年3月6日(金) 開場/18:15 開演/19:00 |
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会場 | ハーモニーホールふくい大ホール |
料金 | S:15,000円 A:12,000円 B:10,000円 バックシート:8,000円 車いす席:12,000円 ※小~大学生:半額 ※特別協賛会員:2割引 |
発売日 | ▼会員先行 特別協賛会員:12/16(月) ふくい文化友の会会員:12/18(水) ネット販売:12/19(木) ▼一般 窓口・プレイガイド:12/21(土) ネット販売:12/22(日) |
主催 | (公財)福井県文化振興事業団 |
協賛 | 福井新聞社、福井銀行 |
共催 | 福井テレビ |
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
ヴァイオリン:諏訪内晶子
管弦楽:ワシントン・ナショナル交響楽団
バーバー:管弦楽のためのエッセイ 第1番
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界から」
ジャナンドレア・ノセダ
(c)Tony Hitchcock
諏訪内晶子
(c)TAKAKI KUMADA
ワシントン・ナショナル交響楽団
(c)Stefano Pasqualetti
キャプション
カテゴリー:主催公演